アスリート犬！？恐怖の2回チックン！

今日(2/22)は隊長を連れて動物病院へ！

年に一回のワクチンの日です。

先生と話をして、何か気になることはありませんか〜ってことで、血液検査の相談をしました。

勉強しながら、調べながら模索しながらの手作りごはんなので畑違いなものを使って与えているわけではないのですが、やはり人間とは似ているけど違う栄養バランス。心配になります。

それに何事も早期発見！と思っている私なので、年に2回くらい項目を増やした血液検査をお願いしています。

先生には、今日でも大丈夫ですよーと言われたので急遽血液検査もお願いする事に‥

隊長からしたら生まれて初めて？の2回チックン！でございます‥

「隊長〜同じ日に血液検査になっちゃったから今日は2回チックン！だよ〜隊長ごめんね〜がんばってね〜」

と私に声をかけられささっと出口に向かう隊長。

「隊長君〜チックン！2回もだね〜嫌だよね〜でも隊長君のためだからがんばろうね〜」

あはは〜と先生。

出口から出られず右往左往する隊長。

病院が嫌い、特に診察室が嫌いな隊長です。

とりあえず最初に血液検査と言うことで裏に連れて行かれることになった隊長。

トリミングの時と同じように助けて‥っていう目をしながら裏に‥

私は笑いながら診察室を出て‥

待ち時間が思いの外長く、いろんな飼い主さんたちと楽しいトークタイムを過ごしていたところ、2、30分くらい経って呼ばれて診察室へ。

その間BGMかのように隊長の

フゥ〜ん！くぅーん！ひんひんひんひん！

という声を聞き内弁慶さにニヤニヤしていた私です。

時間がかかったのでちょっとビクビクしながらお話してたんですが、先生が一つ一つの項目を丁寧に説明して下さって安心していた中、

「ヘモグロビンが基準より多いですね〜」

と一言。

「‥え！？多血症！？え！？」

と戸惑っていた私なのですが‥

「いや〜‥ヘモグロビンって体の中に酸素を供給してくれて〜っていう働きがあるじゃないですか‥」

先生が笑いながら話しているので大事ではないと安心しながらも、なんだか不安が拭えない私ははぁ〜‥と相槌を打ち‥

「隊長君はあれですよね、結構元気で活発で運動量多いですよね似たような犬種の子達よりも」

先生普段の隊長の様子を思い出してかうふふっと笑いながらで、私は

「ん？え？あ、はい」

と拍子抜けしてしまいました‥

「要はあれですね、アスリート犬みたいな感じですね。隊長君。だから気にする必要はないですよ。それだけ運動量が多い＝必要な酸素量が多いってことです」

はぁ〜‥‥‥

ふぅーん‥‥‥

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥！！！！！！！

普段の隊長の活発さを思い出し思わず笑う私。

そういやさっきも診察室の出口に真っしぐらだったな〜なんて思いながらニヤニヤ。

あはは〜と楽しそうな先生。

ニコニコして話しかけてくれて親身になってくれる先生を見て、あぁ〜この病院にして良かったな〜近くにしか引っ越せないな〜と改めて思う私。

良い先生と出会えました。

そしてワクチン待ちをしている間、

フゥーん！くぅーん！！ひんひんひんひん！

お馴染みのBGM。

離れていても、あっ！隊長の声だ！とすぐに分かります。

離れるだけでいつもこうなるよな〜なんて呑気に置いてある飴を食べながら思っていました。

隊長が悲しそうな声を出すから待合室に居たわんこ達まで不安そうな表情。

くぅーん！くぅーん！と鳴き出す子も居て、あぁ〜隊長伝染しちゃったよ〜なんて思いながら飴美味しい‥と遠い目の私。

名前を呼ばれて振り返ると、やってやったよ！と言わんばかりの笑顔全開の隊長がリードを持った看護師さんを引っ張りながら全力疾走でやって来て、

「ふぁー！隊長ー！よくがんばったよー！えらいよー！わぁー！！！」

と一年ぶりの再会かな？と思うような過剰な反応をする私。

わんこもわんこなら飼い主も飼い主なんですよ。似るんですよ。

「隊長痛がったり暴れたりしませんでしたか？」

不安になって聞いてみたのですが‥

「あぁ〜‥看護師さんに抑えられてたんであれですけど、固まってましたね。うん、固まってました」

ニコニコ先生。ニコニコ看護師さん。

ニコニコ隊長。

普段の注射も、へっ‥？っていう顔をしながらこなしている隊長なので想像したら私までおもしろくなってしまって、結果ニコニコの私。

会計も良心的で気遣いが良く分かります。

動物病院なのに、なんてみんながニコニコする日だったのか。

待っている間話した一人の飼い主さんが、

「犬も猫も動物ってくくりじゃないの。家族なのよ。」

っていう話をしていて、あぁ〜もっとこんな人が増えてくれたらきっともっと動物達にとって良い世の中になるんだろうな〜と心踊った1日でした。

帰ってからはとりあえず安静にしなきゃなーって事でおうちに帰って横になって、布団に潜り込んできてぼくも寝るよーな隊長。

この瞬間がたまらなく幸せで好きです。